2009年12月21日月曜日

テディベアの秘密


神戸の六甲アイランドでドイツ・シュタイフ社のぬいぐるみが展示されていました。
なぜ、テディベアが世代と国境を越えて、これ程までに人々を虜にするのか、その秘密を発見しました。

1847年生まれのマルガレーテ・シュタイフは、1歳半の時に小児麻痺を患い、生涯車いすが必要となります。
1877年には、フェルト店の創業者となり、姉妹とともにビジネスを始めます。
1880年、プレゼントのために作ったぞうの針刺しが大人気となり、シュタイフ社を設立。
1903年、アメリカのルーズベルト大統領の晩餐会に、くまのぬいぐるみが展示されて「テディベア」と呼ばれ、大ブームが起こります。


両足と右腕が不自由だった彼女が、手足が動くくまのぬいぐるみを作ったその思いは、以下の言葉に秘められています。


「話し掛けて、頬を寄せて、抱きしめて・・・うれしい時も寂しい時も、ぬいぐるみは子供のハートの一番近くにあるおもちゃ。だからこそ、最良のものを与えてあげたい。」


彼女のこのような思いが、人の心に愛のぬくもりを与えてくれるのです。


だとするならば、愛の根源である天の父が与えて下さるものは、私たちにとって、どれ程素晴らしいものなのでしょう。
                 
マタイの福音書 7章9~11節

0 件のコメント:

コメントを投稿