2010年5月30日日曜日

更生か、新生か


小さな頃は、いわゆるテレビっ子でした。
刑事番組では、犯人が自首する場面や刑務所から出所する時に、「更生してまっとうな人生を送るんだぞ。」というセリフがよく使われます。

インドで一人の男性の驚くべき証を聞きました。
この男性は、過去に多くの人を殺害した人物です。
初めは、大変な罪責感に襲われたのですが、次々に殺人を犯し続けて自分のことが恐かったと告白しています。
15人目を殺害した後に逮捕され、本人は死刑になるだろうと思っていました。
そして、彼は、イエスキリストを信じてクリスチャンになります。
本人にも事情が分かりませんが、驚くべきことに、5年後に釈放となったのです。
現在、この男性は人生を神に捧げて、罪とその赦しを語る涙の伝道者となっています。

悲しいことですが、一度、犯罪に手を染めた人の再犯率は高いものです。
様々な要因があるでしょうが、根源を取り除かなければ、真の更生は不可能です。
その根源とは、アダム以来引き継いでいる「罪」の性質です。

正しさは、罪を明らかにしますが、人が悔い改めるには神の愛が必要なのです。
人は、自分の罪のために主イエスが十字架に架かって下さったことを知る時、大いなる神の愛を体験します。
そして、悔い改めてイエスキリストを信じるその時に、人は新しく生まれる体験をします。

聖書は、どんな罪人であっても、新生する者は聖霊の力により更生された人生を送ることができると教えているのです。

ペテロの手紙 第一 1章3節

2010年5月27日木曜日

ヒルマンが強い理由


日本の野球ファンにとって、また、日本ハムファイターズにとって忘れることができない存在、それがヒルマン前監督です。

5月14日、そのヒルマン氏がアメリカ・メジャーリーグの監督を解任されたニュースが流れました。
彼は、インタビューにこう答えました。
「メジャーの監督として指揮する機会が与えられたことに感謝している。これは、自分にとってチャレンジだった。目標は達成することができた。」

普通、夢にまで見たポジションから降ろされることや、職場を解雇される時は、とてもショックなはずです。
しかし、この言葉からは神様への感謝と清々しさが伝わってきます。

彼の信仰を理解する鍵は、その半生を描く「ターニングポイント」(発行:新生宣教団)に書かれています。

メジャーリーガーになる夢が閉ざされ、挫折したトレイ・ヒルマンが25歳の時に、神に祈りました。
「野球を通してあなたに仕えたいのです。あなたの忠実な兵士になります。決してあなたを裏切りません」。

未知の国だった日本に来日、弱小だった日本ハムでリーグ優勝と日本一を達成し、地元ファンがいなかった札幌ドームを連日満員にする。
その後、アメリカ・メジャーリーグのカンザスシティ・ロイヤルズ監督に就任。
彼にとって、これらはすべて神への献身の結果でした。

「目標は達成した。神に感謝している。」
神様は、あなたにも素晴らしい人生を用意して下さっているのです。

  あなたの口を大きくあけよ。わたしが、それを満たそう。
                       
詩篇 81編10節

2010年5月24日月曜日

Insight




Mr. and Mrs. Suzuki are filled with "Aloha Spirit". I still remembered clearly when the first time I met him. I went to HOPE Chapel in Hawaii with some of our church members. At that time, there was a direct flight from New Chitose airport to Honolulu airport. We left New Chitose in the evening of Sunday, we arrived in Honolulu, the same day in the morning of Sunday. We arrived there on time and went to HOPE Chapel to attend Sunday service though, we struggled from a jet lag and sleepiness. A man with white hair talked to me with smile. It was tough for me to have a conversation in English when I had jet lag but the man was persistent. (He tried to welcome all who came from Japan.)After awhile, I asked someone who the person is and I found out that he is Pastor Aaron, who planted HOPE Chapel with Pastor Moore.

He has secret ability under his smile. That is insight to see into people immediately. He also has an experience but I believe this is a gift from the Lord to HOPE Chapel.

Many people come to church. Some people seek the Lord genuinely but some people bring serious problems to church. We accept people for what they are, so we need to have insight. It is different from doubting or discrimination. We need to love people and guide the church the right way. This is an ability that Jesus had when He came to this world as a human being.

John 2:23~25

Triumphal return to Heaven



I received a letter from Dallas, Texas. I thought this is just a newsletter from a Bible school as usual but a photo of a woman was in there. The lady is Mrs. Lindsay, Freda and she was drawn up to heaven on 25th of Mar. Her existence might be forbidding for a ruler in darkness.

In Japan, we say “we lost a valuable person” but now I can say she returned to Heaven with glory after she achieved her mission as the Lord’s army. She went to Heaven and was greeted by standing ovation just like a winner had a parade with a convertible. Hallelujah! We praise the name of the Lord.

Psalm 135:1~4

How much longer I have to wait



This photo is a kitchen in India. They go to a well to get water, make a fire, and cook rice and curry. Hungry children are wondering, how much longer they have to wait.

What I was surprised in India was the hours that I have to wait. Usually, we wait Indian people at our hotel but they don’t show up on time. There was an Indian pastor who was late for 8 hours.

I taught pastors of Church on the Rock in India to be on time. At first, they were late for 3 or 4 hours, so I told them to be on time with Japanese people. They seemed regretful, but I noticed that they didn’t have a watch, so I gave them. (Of course, they didn’t have a cell phone at this time.) It was the first time for them to wear it, so they keep on checking their watch.

Japanese people are punctual and always aware of time. The waiting time for transportation,medical examination, and remaining time for a presentation and so on. We stress out over what we can’t figure out.

Some people really want to know about the return of Jesus but the Lord said, “it is not for you to know the times or seasons which the Father has put in His own authority.” The promise of the Lord never fails. God asks the churches to have faith and keep on guard all the time.

1 Thessalonians 5:5~6

2010年5月23日日曜日

ペンテコステの日


全ての教会は、ペンテコステに誕生しました。
旧約聖書には、教会という言葉はでてきませんが、教会は表されています。

メノーラ(燭台)の7枝の先には、油を受ける皿があります。
この皿に油がなければ、そして、火を灯さなければ、燭台の意味をなしません。

マタイ3章11節で、ヨハネは聖霊と火によるバプテスマを語りました。
イエス様のヨルダン川(上から下る流れの意)の体験では、聖霊が鳩のようにと表現されています。

ペンテコステの日、初穂の祭りを祝う群衆に対し、わずかなキリスト者(すでに信じていた)は、どこで何をしていたのでしょう?
その時、上から炎のような分かれた舌と表現されています。

イエス様は頭であり、からだは教会です。
メノーラには、初めに油が注がれ(上から下に)、次にその油に火を灯します。

彼らは自分の舌を制御できませんでした。(つまり、語らずにいられなくなったのです。)
神からの炎は、火を灯し、罪を焼きつくし(マタイ3章12節参照)、
そして、上からの力(ダイナマイトの語源)が与えられました。

今日のキリスト者は、何の力に頼っているのでしょうか?
当時の教会は、この上からの力によって世界中に広まりました。
どうしても、また、これだけが必要だったのです。

使徒の働き 1章7~8節

2010年5月21日金曜日

教会の名前


「何という教会ですか?」とよく聞かれます。
「チャーチオンザロック教会(?)とかオンザロック教会ですね」などと言われることもあります。

チャーチオンザロックを英語で検索すると、たくさんの教会がヒットします。
実際、欧米などの英語圏だけではなく、フィリピンやベトナム等、アジアでもポピュラーな名前です。

聖書には、エクレシアやキリストのからだ等、教会の呼び名が出ています。
本当は、それが教会の名前だと思っています。
それぞれの看板を上げていますが、神の目には地球上で一つの教会です。
ですから、チャーチオンザロックとは、からだの内側の数ある働きの一部分なのです。

まだ、キリストを知らない人に福音を伝え、その地域に教会(群れ)を生み出し、弟子を育てて責任を移譲する。
今年は、5月23日がペンテコステです。
1996年から始まった、小さなミニストリーが14回目の誕生日を迎えます。
そして、世界中にあるキリストの教会の同一の誕生日なのです。

マタイの福音書 16章18節

2010年5月18日火曜日

自然の恵み


なぜ、道路から湯けむりが上がっているのでしょう?
ここ道東では、自宅に温泉を引く家庭が多く、マンホールからは湯気が出ています。
(しかも、温泉好きにはたまらない源泉かけ流し!)

観光地の温泉ホテルよりも、贅沢な天然温泉が毎日自宅で入浴できるのです。
地元の人に、「すごいですね!」と言っても、あまり反応がありません。
また、釧路空港からの幹線道路は、雄大な大自然を眺めることができます。
「いつ来ても素晴らしいですね!」と言っても、住民にはいつもの景色なのです。

恵みとは、本来自分には受け取る資格も、ふさわしい理由も無く、与えられるものです。
人は、いつも恵まれていると受けて当たり前という感覚になります。

イエスキリストを信じる信仰によって救われる。
これは、素晴らしい恵みです。
しかし、救われたその日が全てのゴールなのではありません。
主から勝利の冠を与えられる時こそがゴールです。

主の恵みに感謝しながら、人生というレースを走る。
クリスチャンの人生は、毎日が素晴らしい体験の連続なのです。

コリント人への手紙第一 9章23~25節

2010年5月12日水曜日

作る物と造られる者


この写真は、礼拝している建物の工事をしている様子です。
COR中の島は、一つのテナントでしたが、2007年に隣を購入し改装しました。

日本のクリスチャンは、礼拝する場所を「会堂」と呼ぶようです。
これは、ユダヤ教の集会場所である「シナゴーグ」と同じ意味で使用されます。
ですから、新しい不動産を建築する際、会堂建設と表現します。

しかし、聖書の中にある教会は「エクレシア」であり、「信じた者・呼ばれた者+集まる」という意味になります。

つまり、シナゴーグは宗教的な集まりのための「場所」であり、エクレシアはキリストの名によって集められた「人々」のことです。

建物は、工事によって新しく作り直すことが可能です。
しかし、人々を新しく造りかえるのは聖霊の働きによるのです。

教会の成長とは、この世界の基準とは本質的に異なります。
創造主である神と被造物である人が、信仰と愛によって一つとなる時に、教会は岩の上に建て上げられていくのです。

エレミヤ書 18章6節

2010年5月9日日曜日

母の日


今年も、母の日にプレゼントを贈ることができました。

1905年5月第二日曜に、アメリカのヴァージニア州で一人の女性が天に召されました。
この女性は、日曜学校で子どもたちを教える奉仕をしていました。
聖書にある、あなたの父と母を敬いなさいという箇所から、どのようにしてお母さんへの感謝を表したらよいかを考えてみなさいと教えたそうです。
そのことを覚えていた娘のアンナ・ジャービスさんが、白いカーネーションで母への感謝と哀悼の意を表しました。

そこから、国民の祝日に母の日をという運動が起き、1914年、当時の大統領が母の日を制定しました。

父なる神様は、目に見えない愛を、目に見える御子イエスで現わして下さいました。
あなたなら、どのように愛と感謝を表現しますか?
                     
コロサイ人への手紙 1章15節

2010年5月6日木曜日

変わらぬ愛


6歳の女の子が心暖まる愛を教えてくれました。

エレナ・デッセリッチちゃんは、5歳の時に悪性の脳腫瘍と診断されました。
それからの9ヶ月間は、幼い少女にとって想像を絶する闘病だったことでしょう。
短いその生涯を終えた後に、家族が目にしたものは・・・。

「愛している」と書かれたメモが引き出しやかばん、家中の様々なところから出てきました。
人々に感動を与えるラブ・ストーリーです。

そして、神様の愛は、人の愛よりもさらに優れています。
制限や条件が無く、変わることもない、それがアガペーの愛です。
コリント人の手紙第一には、いつまでも残るものは、信仰・希望・愛であると書かれています。

私たちは、神様の愛をどのように知ることができるでしょう。
イエス様は、十字架に架かり、そのいのちを捨てるほどまでに愛してくださいました。
お願いしたからでも、代価を支払ったからでもありません。
この愛を信じて受け取る人は、どんな時でも幸福です。
それは、愛されるために生まれてきたことを実感するからです。

イザヤ書 54章10節

2010年5月3日月曜日

Give a good influence to the world



A public opinion poll of “the country can give a good influence to the world”it is conducted every year. Here is the result of it among 33 countries from Nov. in 2009 to Feb. in 2010.
The best country is Germany, 59%.
The second is Japan, 53%.
The third is England.
For your reference, countries where gives a bad influence are below.
The worst country is Iran, 56%.
The worst 2 is Pakistan, 51%.
The worst 3 is Israel, 50%.
It’s just an indication but for Japanese people this is a delightful result. Influence is not visible but real physical.
In the same way, scent is not visible but real physical. Let’s pray to the Lord that churches in Japan also can give off a marvelous God’s scent and give a good influence to the world.
The Song of Solomon 1:3

A person who loves Japan



This man is Mr. Gyurko, Charles. He and his wife followed Lord’s guidance, loved Japan, and dedicated their lives to the ministry in Japan.
When I met him for the first time in 1990, I was not a believer. He put his hand on me and prayed for me. After that, I was drawn into church. I had attended a Sunday service(*1) at a so-called liberal church(*2) for 6 months but I didn’t understand the relationship between Jesus and me at all. Some diligent people prayed for me but I didn’t change myself so I was disappointed.
Mr. Gyurko’s prayer was as if a child was talking to his father genuinely. The Lord is the one who listen a righteous people’s prayer.
Proverbs 15:29

(*1) The author of this blog didn’t have faith so he couldn’t worship the Lord.
He just attended a Sunday service there.

(*2) The author of this blog believes that there is no classification of a
denomination in the Bible.

2010年5月2日日曜日

洞察力


アロハスピリットに満ちたこのお二人は、アロン・スズキご夫妻です。
今でも、初めて会った時のことを鮮明に覚えています。

COR中の島の数人とハワイのHOPEチャペルに行きました。
当時は、新千歳空港からオアフへの直行便があり、日曜の夕方に発つと、現地の日曜早朝に着きました。
礼拝に間に合うように着いたのですが、時差ボケで睡魔との闘いです。

そんな時に、一人の白髪の男性がにこやかに話しかけてくれました。
時差ボケの真最中に英語で話しかけられるのはきついものですが、なかなかこの男性は、離れようとはしません。(日本から来た僕たちを歓迎してくれたのです。)
あとで、「あの話好きのおじさんは誰?」と聞いたところ、なんと、ラルフ・モアといっしょにHOPEを開拓したアロン牧師だとわかりました。

彼には、このにこやかな笑顔に隠されたすぐれた能力があります。
それは、人を的確かつ瞬時に見抜く洞察力です。

豊富な経験もあるでしょうが、主がHOPEチャペルに与えてくれた賜物だと信じています。
教会には、様々な人がやってきます。
純粋に主を求めてくる人もいますが、ある人は深刻な問題をもたらすことがあります。
罪人をありのままの状態で受け入れるのですから、教会には洞察力が不可欠です。

これは、人を疑ったり、警戒したりすることとは異なります。
むしろ、人々を愛し、教会を正しく導くために必要なものです。
それは、人となって来てくだったイエス様の内に見られる能力なのです。

ヨハネの福音書2章23~25節