2010年5月2日日曜日
洞察力
アロハスピリットに満ちたこのお二人は、アロン・スズキご夫妻です。
今でも、初めて会った時のことを鮮明に覚えています。
COR中の島の数人とハワイのHOPEチャペルに行きました。
当時は、新千歳空港からオアフへの直行便があり、日曜の夕方に発つと、現地の日曜早朝に着きました。
礼拝に間に合うように着いたのですが、時差ボケで睡魔との闘いです。
そんな時に、一人の白髪の男性がにこやかに話しかけてくれました。
時差ボケの真最中に英語で話しかけられるのはきついものですが、なかなかこの男性は、離れようとはしません。(日本から来た僕たちを歓迎してくれたのです。)
あとで、「あの話好きのおじさんは誰?」と聞いたところ、なんと、ラルフ・モアといっしょにHOPEを開拓したアロン牧師だとわかりました。
彼には、このにこやかな笑顔に隠されたすぐれた能力があります。
それは、人を的確かつ瞬時に見抜く洞察力です。
豊富な経験もあるでしょうが、主がHOPEチャペルに与えてくれた賜物だと信じています。
教会には、様々な人がやってきます。
純粋に主を求めてくる人もいますが、ある人は深刻な問題をもたらすことがあります。
罪人をありのままの状態で受け入れるのですから、教会には洞察力が不可欠です。
これは、人を疑ったり、警戒したりすることとは異なります。
むしろ、人々を愛し、教会を正しく導くために必要なものです。
それは、人となって来てくだったイエス様の内に見られる能力なのです。
ヨハネの福音書2章23~25節
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