2020年10月21日水曜日

イエス様の祈り

 


イエス様は、いつも祈っていた場所に着くと、弟子たちに「誘惑に陥らないように祈っていなさい」と言われました。それが、どのような時なのか、弟子たちは理解出来ませんでした。

イエス様は、これから自分の身に起きる現実から逃避するのではなく、父のみこころだけを行いました。そして、「わたしの願いではなく、みこころがなりますように」と祈られました。クリスチャンそして牧師であっても、自分の願望を追い求め、自分の願い通りになるように祈っている人が多くいます。けれども、イエス様と天の父の関係、その祈りこそが、クリスチャンの模範です。そして、その祈りは聞かれ、父は最善を成して下さる御方です。

どのような状況でも、自己実現ではなく、主のみこころを願い求めましょう。

ルカの福音書22章42節

 

2020年10月17日土曜日

足音

 


足音は、誰かが(あるいは何かが)近づいて来ることが分かります。

実際には、視界に入る距離まで来なければ、見ることが出来ません。10月3日、インドで一つのトンネル開通式が行われました。それは、中国と国境をまたぐ地域であり、簡単に言うと戦争時に使われるものです。台湾では、今までにない緊張感を持ちアメリカ大統領選挙の結果を見守っています。なぜなら、中国が香港の次の標的を台湾にしているからです。(中国国民の考えでは、香港も中国も、また日本の一部も自分の領土です)北朝鮮にも動きがあります。その準備は、どこに侵攻するためでしょう?ファイブ・アイズは、その動きを活性化させ、ついに、ドイツやスウェーデンも、戦争及び侵攻に備えていることを公表しました。

武漢発コロナウィルス問題だけのために、各国は国境をふさいだのでしょうか?なぜ、国民が行き来出来ない状況下で、iPhoneの工場は、中国からインドに移転を終えたのでしょう?日本企業も、次々と中国と韓国から撤退を始めています。アメリカ大統領選挙の結果が、重要な鍵であることは明白です。10月6日、Quad(クアッド)と呼ぶ、日米豪印戦略会合が、東京で行われました。有事の際、この四か国共通の相手となる国は明らかです。実際に、誰もがそのような事が起きる事を断定することは出来ません。しかし、過去の戦争から、国民がそのような事が起こるはずがないと思っている間に、準備は進められていました。

聖書では、王のため(日本は王国ではないため政治の責任者)に祈ることが書かれています。また、平和のために祈ること、平和を生み出すのが神の子どもであることも同様です。目先の楽しみや自己実現にだけ追われているなら、そのようなクリスチャンは寝ているも同然です。神の子どもは、目を覚まして世界のために祈り続けなければなりません。そして、花嫁である教会は、いつも祈り花婿を待ち続けます。

マルコの福音書13章35~37節

2020年10月14日水曜日

どこにでも何でも

 


前日夜は、横浜での弟子訓練がありました。その後、場所を移動してフェローシップの時を持ちます。帰宅し就寝したのは0時を回っていました。翌日、急いでパッキングを済ませて空港に向かいます。空港に着き、チェックインカウンターで、初めて気づきます。フライトは、翌日でした。ここのところ、毎週、空港に来ているのですが、今回は間違いに気づきませんでした。妻と連絡をとり、横浜駅でランチをすることにしました。いつか利用したいと思っていたブラジル料理の店です。日にちを間違っていたおかげ(?)で、美味しいランチに自宅で休憩することまで出来ました。毎日、良い日なので、今日も主に感謝しました。これが、僕の日常です。イエス様の公生涯のように、枕をする所がないまでは到達していませんが、今の日本での働きに海外宣教が加わったら、もう、月30日は埋まってしまいます。僕には、何のアイディアもありません。

ある人は、自分で建てたスケジュールをこなす日々を過ごします。そして、日本のクリスチャンは、口ぐせのように「毎日、忙しい」と言います。この世の人とかわらずに。

僕は、「忙しくて時間が無い」とは言えません。人生の主は、イエス様で、どこにでも行き、何でもするつもりだからです。

イエス様の弟子たちや、初代教会の姿はどうだったのでしょう。

日本にいても海外にいても、自分は自分です。けれども、日本にいる時も少しだけ弟子らしい生き方を味わえるようになって来ました。聖霊様は、風のように導いて下さいます。

ルカの福音書9章57~58節

2020年10月9日金曜日

地の塩・世の光

 

開拓して15年目に入った金沢こころチャペルが、新聞の取材を受け記事が掲載されました。

併設されている金沢こころクリニックは、心療内科・精神科です。

浜原ご夫妻は、夫が院長で副牧師、妻が牧師と一体となって神に仕えています。

武漢発コロナウィルスの問題で、日本中が恐れ、将来に不安を持っています。

有名人もそうですが、生活苦による自殺者が増加する恐れがあります。

残念ながら、精神的に追い詰められても教会を訪れる日本人は殆どいません。

また、伝道しようとしても、そのような人たちに出会う可能性は、低いのが現実でしょう。

しかし、このクリニックとチャペルには、そのような人に福音と希望を伝える可能性を持っています。イエス様が言われた、地の塩・世の光の役割を果たしています。

マタイの福音書5章13~14節

2020年10月7日水曜日

バイブルカルトとは(2)

 

思想のプラットフォームから説明します。

カルトは、自分たちの組織、思想、方法だけが、この世界を変えることが出来る、かつ、唯一正しいことが前提です。

バイブルカルトは、自分たちの教会、指導者、方法だけが、唯一、地球上の教会で用いられ、かつ、神の前に正しいことが前提となります。

口に出す出さないは関係なく、この前提が思いの領域にあります。本心を知られないために、嘘やごまかしも平気で言えます。この思想を理解すると、なぜ、彼らがカルト以外を見下し、上から目線でしか見ていないのかが理解出来ます。また、彼らが、自らの矛盾に、なぜ、気付かないだけではなく、常に正当化することが出来るかが分かってきます。

では、クリスチャンはどうでしょう?

それは、神様は、世界でただ一つである教会を用いて、神の国を拡大し、イエス様が完全な模範であり、聖霊様だけが助け主であること、唯一の神だけが、栄光を受けるに相応しい御方であることが前提となります。真のキリスト者は、心で信じること、口で語ること、行動することの全てが一致して、矛盾が無い人生を歩みます。

ヤコブの手紙1章13~17節

2020年10月6日火曜日

季節にしたがって

 


武漢発コロナウィルスにより、各国が鎖国してかなりの時間が経ちます。

これだけ長く、日本に居続けるのは18年ぶりのことです。

今、考えさせられるのは、主が、この状況で何を求めておられるかです。

自然界には、季節があります。植物も動物も、各季節に合わせて逞しく生き続けています。

それぞれの季節にすべきことを本能的に感じ取るからです。

人間だけが、自分が適応するよりも、他の依存できる何かに頼ります。

夏にはエアコン、冬には暖房器具と、優れた知性で考え出しますが、それらに依存しなければ生きられない存在です。

最近、分かったことは、多くのクリスチャンは、自然や季節さえも自由に変えられると思っているようです。まるで夢見る者のように。

僕の場合は、これまでミニストリーを行って来た海外と同じように日本を愛する季節であることを示されました。今、この季節に適応し、実を結ぶことを行っています。

主のご計画は、人にははかり知れません。だからこそ信じ続ける旅を続けます。主は、いつも良い御方です。

レビ記26章3~5節