2012年1月31日火曜日

バイブルカルトとは


耳慣れない表現ですが、今日の教会にとって大きな問題です。
使徒の働き20章には、パウロが牧者(長老)に対して警告しています。

29節には、羊の群れを荒らし回る目的で、凶暴な狼が中に入り込むとあります。この狼は、明らかに羊とは異質であり、外から中に入ります。

30節には、内側から曲解する者たちが現れます。その目的は、自分(人)に引きよせる、引き込むことです。これは、家族だと思っていたのに、パウロが出発した後に本性を表す者たちです。

では、バイブルカルトのターゲットとは、どういう人たちなのでしょう。
真理を求めている人、幼いクリスチャン、弱いまたは問題を持つクリスチャンたちです。

キリスト者は、日々、みことばによって育成され、御霊によって歩み、成長して行きます。
何よりも、真の弟子とは目に見える何かではなく、かしらであるキリストに結びつくように育てる者たちです。

使徒の働き 20章31節

2012年1月26日木曜日

日本人と宣教


中澤イサク牧師は、埼玉県の飯能で25年以上牧会を続けています。
ペルーやアメリカなどでの生活経験があり、語学力もあり、その上、宣教師のDNAを持っています。(天に召されたお父さんは宣教師でした。)
人々の目には、まさに、宣教に向いていると映っていたことでしょう。
しかし、彼自身は、あくまでも羊飼いが自分の務めであると考えてきました。

昨年、イサク牧師の内面に大きな変化が訪れました。
聖霊様は、日本人キリスト者として、宣教にも責任があることを教えてくださったのです。

誰かがこの国に来てくれたので、今日の私たちと教会が在るのです。

日本の教会が、まず、日本人に福音をと考えるのは自然なことです。
(現に初代教会もそうでした)
しかし、成長するには、受けるだけではなく与えることが不可欠なのです。

イエス様の命じられた、世界宣教に加えられる。
たとえ、どんな小さなことでも、素晴らしい人生ではありませんか。

マルコの福音書 16章15節~18節

2012年1月23日月曜日

誠実であること


昨年12月に、街中である牧師にばったり会いました。
今日の異端やカルト問題について、話す機会が与えられました。
その後、「大東先生、少し時間がありますか?」と聞かれ、カフェに行くことになりました。

カルトについて、もっと話があるのかと思いましたが、急に「先生にお詫びしなければなりません。」と語り始めました。

彼は、当時、親しかった牧師から話しを聞き、僕に悪意を持っていたという内容でした。
おそらく、十年以上も前の話ですし、彼から中傷されたことも、傷つけられたこともありません。

ただ、心の内で思っていたことについて、彼は謝罪したのです。
その時、まるで森林浴後のようなすがすがしさを感じました。

神様の前では、たとえ実際に姦淫は犯さなくても、心で犯すなら同じであると聖書は教えています。
私たちは不完全であり、だからこそ、悔い改めることが必要です。

一人の牧師によって、主にある誠実を教えられた出来事でした。
                          
詩篇 31篇23節

2012年1月20日金曜日

雪道とオンコの実



この冬は、雪が早く降り始めました。
近所を歩いている時に、オンコの木(正式にはイチイ)を見つけました。

雪の上にオンコの実があると、白と赤がより鮮明に見えます。
聖なる神の目には、人の罪は、これ以上に明らかに映っています。

燃える緋色のような罪も、雪よりも白く、きよく変えてくださる。
イエス様が地上に来られたのは、罪を赦すためであると聖書は教えてくれます。

イザヤ書 1章18節

2012年1月15日日曜日

光の美しさ


12月になると、様々なイルミネーションを楽しむことが出来ます。
このツリーも美しく色が変わり、小さな子供はつい見とれてしまいます。

しかし、ある人たちは、このツリーを見ても美しいとは感じません。
偶像崇拝、異教のシンボル、クリスマスを祝わない者こそが聖書的・・などと思うのです。
それらは、異端と呼ばれる組織だけではありません。

このツリーの光は、観賞用であり、永遠の光ではありません。
しかし、人は闇を嫌い、光を求めるように創造されました。
闇を愛する者は、自分が明るみに出されることを恐れ、光から逃げる者たちです。

イエス様に従う者は、決して闇の中を歩みません。
神の愛は、全てが明らかになるという恐れに勝るものです。

ヨハネの福音書 8章12節

2012年1月12日木曜日

旅人と過ごす時

12月に、スタンレー・アオさん家族が札幌を訪れました。
彼らは、過去に七年もの間、札幌で宣教をしていました。

年中30度以上の国から、冬はマイナスになる札幌に。
クリスチャンが15%以上の国から、宣教の墓場と呼ばれる国に。

彼らと過ごしたつかの間は、主への感謝が湧きあがる時となりました。

ローマ人への手紙 12章13節

2012年1月9日月曜日

重いジャム

ある人から、紙袋を手渡されました。
受け取るとずっしりと重く、中を見るとジャムの瓶が見えました。

お礼を言い別れた後、自宅で取り出してみると、中にはびっしりと硬貨が詰まっています。
この瓶は、神への捧げものでした。

その人の状況から、献金するのは容易なことではなかったはずです。

コツコツと献金をビンに詰めたのでしょう。
主は、捧げた人の心をご覧になり、必ず祝福されることでしょう。

創世記 4章4節

2012年1月5日木曜日

立ち上がる男性たち


FGBのチャプターミーティングの様子です。
毎月2回、このように主にある親交の時を持っています。

彼らは普通に仕事をしていますが、毎日、16章ずつ聖書を読むことを目標としています。
主は、必ず、彼らを成長させ、日本のために用いてくださるでしょう。

コリント人への手紙第一 16章13節

2012年1月1日日曜日

そして2012年


昨年も恵みに満ちた一年でした。
この画像は、ホテルの高層階から写したものです。

都市を覆う暗さと比べると、一つ一つの明りがとても小さく見えます。
クリスチャン人口は1%未満であり、神や真理、愛を求める人はどこにいるのでしょう。
昨年は、東日本大震災、タイの洪水、空前の円高と暗いニュースが目立ちました。
少子高齢化による競争力の低下、生活保護受給者や自殺者の多さなど、言いようもない不安が心をよぎります。

しかし、どんなに小さな明りにも、闇を照らす力があるのです。
ましてや、信じる者の内にある光は、この世のどのような明りにも勝ります。

さあ、新しい年がやってきました。
光の子どもらしく歩んでいきましょう。

エペソ人への手紙 5章8節