2010年5月30日日曜日
更生か、新生か
小さな頃は、いわゆるテレビっ子でした。
刑事番組では、犯人が自首する場面や刑務所から出所する時に、「更生してまっとうな人生を送るんだぞ。」というセリフがよく使われます。
インドで一人の男性の驚くべき証を聞きました。
この男性は、過去に多くの人を殺害した人物です。
初めは、大変な罪責感に襲われたのですが、次々に殺人を犯し続けて自分のことが恐かったと告白しています。
15人目を殺害した後に逮捕され、本人は死刑になるだろうと思っていました。
そして、彼は、イエスキリストを信じてクリスチャンになります。
本人にも事情が分かりませんが、驚くべきことに、5年後に釈放となったのです。
現在、この男性は人生を神に捧げて、罪とその赦しを語る涙の伝道者となっています。
悲しいことですが、一度、犯罪に手を染めた人の再犯率は高いものです。
様々な要因があるでしょうが、根源を取り除かなければ、真の更生は不可能です。
その根源とは、アダム以来引き継いでいる「罪」の性質です。
正しさは、罪を明らかにしますが、人が悔い改めるには神の愛が必要なのです。
人は、自分の罪のために主イエスが十字架に架かって下さったことを知る時、大いなる神の愛を体験します。
そして、悔い改めてイエスキリストを信じるその時に、人は新しく生まれる体験をします。
聖書は、どんな罪人であっても、新生する者は聖霊の力により更生された人生を送ることができると教えているのです。
ペテロの手紙 第一 1章3節
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿