2010年1月1日金曜日

神様のサイン


この写真は、インドで村に向かう車内から写したものです。

前方には、道案内をしてくれるジープのライトだけが見えています。
舗装もされていない荒れた道に、全てを飲み込むような暗い闇。
前を走る運転手は、まるで後続車を振り切るかのように爆走します。
それを見失うまいと、必死にライトを追い続ける運転手。
これこそ、現実のインドなのです。

この光景を見守りながら、これまでの教会の歩みを思い起こしていました。

アパートの部屋で、一人祈り始めたスタートの時。

誰も助けになる人もなく、何の形もなく始まった教会。

救いのために、夜通し祈った日のこと。

経済的に困窮して、ただ、主によりすがった記憶。

まるで、出口の無いトンネルのように感じ、上からの力を求めた叫び。

イスラエルの民は、40年間も荒野をさまよい続けました。
彼らには、約束の地も、神の契約も遠く離れていたように錯覚したのです。
しかし、そんな時も、主は彼らを導くために前を進んでいたのです。

昼は雲の柱で  夜は火の柱で

新しい一年も、これから先も、主は教会を導き続けてくださる御方です。

                      出エジプト記13章21節

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