2011年3月19日土曜日

ミッションを達成した「セレブ外交官」


久しぶりに、新千歳空港のANAラウンジを利用した時に、
手にした雑誌「ニューズウィーク3月2日日本版」に興味深い内容がありました。

北アフリカ・スーダンの分離独立のための住民投票の記事です。
これは、政府がイスラム法を制定したため、クリスチャンが多数の南部を独立させるという重大な意味を持つものでした。
結果は98・8%が独立を支持して、南部スーダン共和国が7月9日に正式に誕生します。

ほぼ絶望的な状況から、形勢を逆転させたのは、一人の「セレブ外交官」の訴えでした。
そのハリウッド俳優はジョージ・クルーニー。
彼は5年前からスーダンを訪れ、人道活動を行ってきました。
寄附をした難民村が襲撃され、死者が出るというショッキングな経験もしました。
その後の彼は、資金、知名度、人脈と自分にあるもの全てを使い、個人で人工衛星まで打ち上げこのミッションに取り組みました。

この歴史的なニュースを、キリスト者の視点から見ると、
1つは、神はクリスチャンを救うためにハリウッド俳優を用いた
2つ目は、この人道支援は、参加することではなく結果がすべてだった
ということになるでしょう。

私たちには、ただ参加するだけで価値がある奉仕もあります。
その一方で、達成しなければならないミッションが存在します。

パウロが命がけでローマを目指し、トマスは妥協せずにインド宣教を行いました。
主のことばに従い出て行き、その結果、実を結んだ素晴らしい模範です。

ヨハネの福音書 15章16節

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