2011年3月5日土曜日
大活躍する悪魔(??)
前にも取り上げた幸福の科学の記事についてです。
週刊誌の記事では、この夫人は「子供に悪魔呼ばわりされる」(週刊文春)、「ママには悪魔が入っている」(週刊新潮)と言われて、病院に通い、自殺衝動にも苦しめられたそうです。
ここに至るまで様々な要因があるでしょうが、以前「美の女神」と呼ばれていた夫人が同じ宗教内で、「悪妻封印祈願」の対象とされています。
これは、同宗教の信者を除いて、異常と思えるほどの振れ幅です。
また、週刊誌発売後に、全国の支部に向け、秘儀公開特別研修を配信したようです。
聖書に登場するルシフェルとベルゼベブがこの記事をそそのかし、背後で働いたのだそうです。
(日本の信教の自由という概念では、同教団の信者はこれを信じる権利はあるわけです。)
ただ、一般的にカルトと呼ばれる集団(必ずしも宗教だけではない)に共通するのは、指導者あるいは組織に服従しない者は、教理や組織内での非難、また恐れを植え付けることを常套手段としています。
あるカルトを離れた信者が、「精神病になった」とか「わざわいにあう」という予言(?)や、「悪魔が働いている」と言われることもよくあります。
では、キリスト者の信仰はどうでしょう。
もちろん、悪魔や悪霊の存在は事実ですが、このような使い方は正しくはありません。
人は誰でも、自分を中心に物事を判断します。
人と人が争う時に、都合よく使われるなら悪魔は大忙しでしょう。
しかし、キリスト者は変わることがない神のみことばを基準にします。
何よりも本当の戦いは血肉に対してではなく、目に見えない者に対するものです。
エペソ人への手紙 6章12節
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