2011年6月16日木曜日

東日本大震災・人道支援とは



6月初旬に義援金配分決定委員会が東京都内で開かれ、日本赤十字など義援金を受け付ける4団体が集まりました。

集まった義援金は約2700億円で、約800億が第一次として各都道府県に配布しているそうですが、被災者にはどの位、どのように使われたのでしょう?

第2次約1700億に関しては協議し、被害規模に応じて分けることが決まっただけで、これも今後各都道府県がどのように配分するかを決めるため、さらに時間がかかります。
残りの義援金は留保されるそうです。

大震災がおきてすでに3カ月が経過しました。
たったこれだけの内容に、どうして、これほどの時間がかかるのでしょうか?


たとえば、インドのスラムに住む、飲料水がなければ死ぬ可能性がある人に向かってこう話したとします。
「充分な審議をした結果、ダムを建設することが決まりました。完成まであと5年です」

この協議の結果を受けた人は、生きる希望が湧いてくるでしょうか?
本当に助けることができるのでしょうか?


思考停止した社会は、助かる人までも失う結果をもたらします。

この日本の理屈がどうであれ、常識がどうであれ、真のキリスト者は主の声を聞き、従い、行動をとる、今がその時です。

マルコの福音書 2章8~9節


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