2011年2月24日木曜日

鶴丸再び


JAL機材のデザインが、以前の赤い鶴(1959年~2008年)に戻ることになりました。
新しい鶴丸の初フライトは、2月28日、羽田空港からたんちょう釧路空港間となります。
これは、会社更生手続き終了を目指す3月に合わせて計画されたもので、写真の現デザインは、短命で終わることになりそうです。
いわば、「あの輝きをもう一度」ですね。

企業にとって、シンボルマークのデザインはとても重要なものです。
欧米では、驚くほど高いデザイン料をかけるなど企業イメージを大切にします。
それは、CI(コーポレーション・アイデンティティ)を表すからです。

日本人にとっては、アイデンティティは理解しがたいものです。
意味は「自己同一性」「一致」「身分証明」「主体性」「帰属意識」などとされていますが、どれもピンときません。
それもそのはずで、原義は「永遠に変わらないもの」だからです。
日本人には全てのものは、はかなく終わりを迎える「無常観」の方がなじみやすいものです。

確かに、被造物(神によって造られたもの)は、そのまま続くものではありません。
しかし、創造主なる神は永遠の存在であり、新生したキリスト者もまた、永遠のいのちを共有しています。
イエスキリストと対峙した時に、自分の存在とその意味を知ることができるのです。

詩篇 8編3節~5節

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