2010年12月15日水曜日

突き飛ばされた女の子


数年前のことですが、近所の通りで遭遇した出来事です。
小学校低学年の男の子と女の子が二人で歩いていました。
ところが、二人の距離は次第に離れて行き、男の子が女の子を突き飛ばしたのです。

男の子が、転んだその子に向かっていったので、腕をつかみ、「乱暴するのは良いこと?悪いこと?女の子にはやさしくするんだよ」と話しました。
そして、突き飛ばしたのか理由を聞くと、「だって僕と一緒に帰ってくれないんだもん」と泣きました。

本当は、一緒に帰りたいくらい大好きなはずなのに、これでは好かれるはずはありません。
しかし、これは子供だから、幼稚であることが原因なのでしょうか?
大人は、かわいさあまって憎さ○○倍と表現します。
教会の人間関係でも、このようなことはないでしょうか?

聖書は、ほしがっても自分のものにならなければ、戦い争うと書かれています。
(そして、エスカレートすると殺人にまで発展するのです)
それは、人の欲望が原因であり、その根源は罪からだと教えてくれます。

この男の子が本当に一緒に帰りたければ、やさしく親切にしてあげる、素直に自分の思いを伝えることが最善なのは、明白です。

父なる神様は、私たちが肉(アダムから引き継いだ性質)によって生きるのではなく、何が最善かを求め、聖霊によって行動する者に造り変えてくださるのです。

ヤコブの手紙4章1~2節

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