2010年9月23日木曜日
成田空港での出来事
2009年3月23日は、決して忘れることのできない一日となりました。
いつも、海外に行く時には空港近くのホテルに前泊します。
朝にチェックアウトの用意をしていた時、なにげなくTVのニュース番組を見ました。
すると、これから向かう成田空港の映像が流れていました。
FedExという航空会社の定期貨物便が滑走路で炎上していました。
強風に煽られてしまい、着陸に失敗した惨事でした。
空港に着くと、各航空会社のチェックインカウンター前は、大混乱の状態でした。
ビジネスマンはあわただしく携帯電話で連絡をとり、楽しい家族旅行に向かうはずの子どもは泣きだし、各社の地上職員は対応に追われて声をからしていました。
そんな時に、機内に残された操縦士は遺体で取り出されたことが空港内に知れ渡りました。
それまで、いら立ち、声を荒げていた人たちも、悲報を聞いた瞬間に静まりました。
普通は、航空会社や社員に対して怒りの矛先が向けられるのですが、誰も責めることはできなかったのです。
なぜなら、尊い命が失われたからです。
聖書は、「死んでしまった者は、罪から解放されている」と語っています。
キリスト・イエスを信じることは、救われると同時に、過去の罪人である自分が葬られたことを意味します。
古い自分に死んで、永遠のいのちを得て、キリストによる新しい歩みを始めるならば、私たちは、神に愛された聖徒と呼ばれるにふさわしい存在なのです。
ローマ人への手紙 6章6節~7節
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