2010年6月24日木曜日
平和な国
エコノミスト・インテリジェンス・ユニットという調査機関が144カ国を対象にした、平和な国のランキングがあります。
1位ニュージーランド、2位デンマーク、3位ノルウェーと順当な結果と納得しました。
そして、日本も8番目に平和という高い評価でした。
23の項目によって調査されますが、ことワーストとなると判断が困難であると言えるでしょう。
なぜなら、国によっては、殺人やテロの定義、人権の概念が異なるからです。
インドを何回も訪れて感じることは、生と死が背中合わせであることです。
迫害されるキリスト者、ヒンドゥー教とイスラムの衝突、毛沢東派の無差別殺人、目の前で人が死ぬ瞬間に遭遇したこともありますし、警察官がテロリストに銃撃された場面のニアミスもありました。
また、多数の感電死者や、呪術師から毒薬を飲まされ死亡した人等、日本では考えられないケースも多くあり、全体の何分の一が報告されているのか大きな疑問です。
実際に、被差別民が殺された時に、殺人として扱われないケースも知りました。
聖書では、究極の平和は、キリストが王となる神の国によってもたれされることが書かれています。
それでは、現代の社会で平和を生み出すことは不可能なのでしょうか?
いいえ、この時代に生きる神の子たちにもできることがあります。
神の国は、まず、信じる者の内から始まるのです。
主よ、どうか私たちを、平和をつくる者へと変え続けて下さい。
マタイの福音書 5章9節
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