2021年5月25日火曜日

流行語「一億総白痴化」



1957年、日本にもテレビが普及する時代が始まろうとする時に、流行語となりました。

白痴という言葉に、賛否はあるでしょうが、言わんとしたことは、自分で内容を理解することを止めて、紙芝居以下の番組に受動的になってしまう。そのことによって、人間の想像力や思考力が低下させられることをこのように表現したようです。

今日、家族の間でも、テレビで視聴した話題しか会話が出来ない。ニュースで流れて来ることが、全て真理だと思い込む。教科書の内容に誤りがあっても誰も気づかない、気にならない。駅の構内には、スマホを見ながら歩くのは危険ですという広告があり、それでも事故が絶えないこと。白痴か否かは、別にして、この国の将来が不安になるのは確かです。

人間は、生まれながらにして、想像力や優れた知性が与えられた存在なはずです。

それは、神が、創造された最高傑作だからです。

それだけではなく、主は、人知を超えた愛、平安、知恵と啓示を与えて下さる御方だからです。

コリント人への手紙第一 2章9〜10節

0 件のコメント:

コメントを投稿