2012年8月4日土曜日
摂理の問題とは?
先日、摂理に関する集会の記事を書きました。
ブログの読者から、何が問題なのか?という質問を受けました。
専門家がすでに様々な問題を指摘していますが、ここでは一つだけ取り上げたいと思います。
正式名称はキリスト教福音宣教会ですが、日本では摂理やJMSなどとして知られています。
この団体の教祖チョン・ミョンソクは、女性信者への強姦容疑で国際指名手配され逃亡を続けますが、北京で逮捕され、韓国で裁判が行われました。(懲役10年で現在服役中)
裁判の法廷では、今までの教えを覆し、「自分は再臨のメシアではない」と証言しています。
摂理の用語で、教祖や組織のために語る偽りのことを「はかりごと」と言います。
日本人も良く「嘘も方便」、英語でも「白い嘘」という言葉を使います。
しかし、本来、カルトにいる人々は、本当に正しく生きたいと願っています。
自分だけではなく、神のため、この世のため、家族や友人のためにという思いもあります。
ここで問題なのは、「はかりごと」が「神様の前に」正しいと思っていることです。
神様は偽りを言うことがありません。そればかりか、偽りを憎む、忌みきらう御方です。
神と人の前に正直に生きることができたはずの若者たちです。
家族、友人・知人、そして真の救い主の前にも「はかりごと」を言い続けなければならない、これは大きな問題です。
このようなカルト信者の、心の目が開かれるように願い、祈らされる日々です。
民数記23章19節
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