7月23日、世界水泳選手権男子での出来事です。二百メートル自由形の表彰式で、銅メダルを獲得したダンカン・スコットが優勝した孫楊(中国)に対して抗議の意思を示し、表彰式での握手と撮影を拒否しました。怒った中国選手は、腕を上げて近寄り、「お前は、負け犬だ!」と近づき威嚇した動画がインターネット上で流れました。
抗議の原因は、過去に孫選手がドーピング検査(禁止薬物検査)で、自分の血液サンプルを金づちで破壊したことです。それは、会場とテレビで観戦している人には知られない場所ででした。
薬物検査での違反が確定した場合、大会への出場停止というペナルティが課せられます。
それにも拘らず、なぜ、この選手は大会に参加できたのでしょうか?
それは、中国の政治的な圧力と、スポンサー、つまりお金の力です。
競技の公平性と崇高さ、そして富の誘惑の両方を手に入れることはできません。
このことはクリスチャンにとっても、重要な教訓になるでしょう。
人目につく場所や、ステージからどんなに良いことを語っても、神は侮られる方ではありません。神様と富や名声の両方に仕えることができないし、主は、その動機まですべてご存じです。
ガラテヤ人の手紙6章7~8節
0 件のコメント:
コメントを投稿