経営コンサルタントの方が指摘する企業が衰退するパターンです。
自分の知らない所で、会議にかけられ数字によってはかられ、呼び出される時は、連絡がある時。それは、命令であり、表情と声は柔らかくふるまっても、絶対的な上下関係があります。経営者や上司は、社員がこの会社に対して満足していると思い込みますが、服従する側の社員や部下は、選択権がないため妥協しているだけです。そして、このような企業は、ある一定の規模になった時に、優秀な社員を失い、機会の部品のように人を扱うことを繰り返し衰退していきます。
人と人の関係とは、あなたに関心を持っている、お互いを知りたい、時間を共有したい、共感したいことから成り立ちます。一人一人が、いかにこの企業にとって重要な存在かを感じ、社員もこの仕事と環境に共感する時、この企業は強固な基盤を持ちます。つまり、人を人として扱う企業になるということです。アメリカのファーストフード・チェーンには、クリスチャン経営者が、聖書の原則を実践している会社があります。そして、毎年、従業員が選ぶ働きやすい環境の上位にランクされています。企業のために人が存在するのか、人のために企業が存在するのか、業務連絡だけの関係か、人と人との関係か?神様も人も見ています。
マルコの福音書2章27節