2012年6月15日金曜日

オウム高橋容疑者逮捕



地下鉄サリン事件等で特別手配されていた最後の一人が逮捕されました。
17年間に渡る逃亡生活も、先に菊池容疑者が逮捕され、狭められた包囲網から逃げられませんでした。
そもそも、信じていることが真理だと思うなら、なぜ、逃亡するのでしょう?
マスコミの前でも、裁判の場でも、堂々と自分の主張を語れたはずです。

また、どのように17年も逃亡し続けることができたのでしょうか?
彼は、つい最近も、金融機関から多額の現金を引き出しています。
その出所は、どこなのでしょうか?
なぜ、協力者たちも、逃げずに、真理(彼らにとっての)を伝えるように説得しないのでしょうか?

彼らの教えでは、自分たちだけが善であり、反対するものは全てが悪のはずです。
また、悪魔や終末なども自分たちに都合よく教えています。
違法な手段をとり、逃げ回ったすえに刑罰を受けるとしたなら、それは殉教とは言えません。
犯罪者が、法律に基づき処罰されたことになります。
もちろん、神様は一人でも滅びることを望んではいません。
彼らが残された時間で、福音を聞き、悔い改める機会が与えられるように祈るばかりです。

イエス様は、荒野で悪魔の誘惑(つまり攻撃)を甘んじて受けました。
しかし、結果は、悪魔の方が去って行った(つまり逃げた)のです。

キリスト者は、悪魔に対して背を向けて逃げ隠れるように教えられてはいません。
確かに、人との争いは避けることでしょう。
しかし、弟子たちは殉教することがあっても真理を語り続けたのです。

ヤコブの手紙4章7節

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