MCは、組織や教祖に依存させることが目的です。日常的に虐待されている(育児放棄を含む)児童に、親の悪口を言うと感情的になり擁護します。事実かどうかは二の次で、親の悪口を言った方が悪者になるのです。その原因は、どんな虐待を受けても、子どもはこの両親しか知らず、この家を出て一人で生きていく術がないからです。
同じくカルトの信者も、ここを出たら、悪霊にやられる、不幸になる、他に行き場所がない、あの仲間とも会えなくなることから、思考が止まり、判断することが出来なくなります。
そのため、カルト以外の人や社会を拒否し、時には憎み、敵とみなすのです。
組織や教祖の言うことは正しく、いかなる場合も批判はおろか疑問を持つことさえ悪いことであり、時には悪霊とさえいいます。
バイブルカルトの場合は、自分たちの団体、教会、ミニストリー以外は受け入れないように指導されています。よく使われるワードは、解釈の違い、分裂の霊、不従順の霊等です。
聖書は明確に、識別すること、聖書から確かめること、吟味することを教えています。
しかし、カルトの特徴は、自分たちに都合の良いテキストやマニュアルで教育されているため、聖書自体を読んでも理解ができない状態にされています。
また、真のキリスト者は、人ではなく天の父が喜ばれることを喜び、悲しまれることを悲しみます。決して、組織や教祖、悪霊によって感情を左右されることはない。それこそが、神の国のシャローム(平和)なたましいの状態です。
ピリピ人への手紙1章9~11節
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