2016年6月20日月曜日

知識と愚かさ


93年の北海道南西沖地震、95年阪神淡路大震災、2011年東日本大震災、そして今年4月、熊本で大きな地震が起きましたが、全て予想できませんでした。
それだけではなく、過去に学問によって予知できた大地震は一回もありません。

どのような研究にも、試行錯誤の時があるでしょう。
しかし、何の根拠もない安心と不安は、命にかかわる油断と生活の支障を与えるだけではないでしょうか?
どんな研究者も、明日、自分の身に起こることも分からないはずです。
だとすれば、予期せぬことが起きた時に、誰に信頼し、どのような知恵を得るかが最重要なはずです。
創世記の中で、善悪を知る知識の木の実を食べて以来、人は自分の五感に信頼し、神との関係を失ってしまいました。その結果、人間が自然界の中でどのような存在なのかが見えなくなっているのです。


箴言1章7節


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