2012年7月17日火曜日

赤ちゃんがえり


赤ちゃんがえり(返り?)という育児用語があります。
最近、この問題で悩んでいる人と話をする機会がありました。

表れ方は様々ですが、今まで出来ていたことをやらなくなる(幼くして弟や妹が産まれた時に良く見られるようです)、幼稚園や保育園に行く時間になると具合が悪くなる(行きたがらない)場合もあります。

原因として考えられるのは、成長に伴う自立への不安、親の愛情の確認などがあげられています。

クリスチャンは、2回、誕生を経験したことになります。
一度目はこの世に生を受けた時、二度目は新生した時です。
つまり、赤ちゃんの時期も2度あるわけですが、赤ちゃんがえりはどうでしょうか?
個人差はありますが、新生後に同じ経験をする人が多くいるでしょう。

信じたばかりの時や初めて礼拝に来た時は、当然、周りの援助が必要です。
しかし、時と共に、周りに頼るだけでなく、成長することを教えられます。

以前は泣くと必ず抱きしめてくれた母親から、今度は、なぜ泣くのか、泣いてはいけないと言われることや、以前は食べ物を口に入れてくれたのに、自分でスプーンを使いなさいと言われることと同じ体験です。

このような場合、成長したクリスチャンはどのように対応してきたのでしょう?
(日本の家庭では、過干渉や甘やかす人が近くにいる場合が多いようです。)

神様の恵みや、ありのままでの受け入れは変わることがありません。
しかし、父はその子どもを愛するがゆえに、成長を喜ぶ御方でもあります。

テサロニケ人の手紙では、相互の愛という成長のしるしを見て、パウロたちは神に感謝を捧げています。

主は、日本の教会も成長させ(神の)愛のうちに建て上げようとされているのです。

ペテロの手紙第二3章18節

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