2020年1月19日日曜日

真の霊による見分け



去年から、牧師やクリスチャンから質問される機会が多くなったため簡単にまとめました。
目に見える世界では、本物、偽物、コピー商品があります。
真理の御霊による霊の見分けがあるように、偽りの霊による霊の見分け、この世の見分けが存在しています。

まず、この世の見分けですが、古くから様々な言葉で表現されてきました。
その方法を、シンプルに説明すると、五感(肉体)を通した情報を~たましいで識別して~肉体を通して(第三者に)伝えるものです。
心理学や自己啓発、時には経典を持つ宗教もこのような手法を用いています。

偽りの霊による見分けですが、聖霊以外の霊を通した情報を~たましいで識別して~肉体を通して伝えるものです。単純明快なのは、反キリストの霊です。
しかし、反キリストとは分からない場合はどのように見分けることが出来るのでしょう?
旧約にも、多くありますが、列王記第一22章21~23節では、偽りを言う霊が人を惑わすことが実際にあることが書かれています。
ヤコブの手紙には、神を信じてはいるが、(神に)従おうとはしないと定義されています。
まだ信仰を持ったばかりの人や、聖霊様との親しい関係が無い、あるいは主の声なのか、それ以外の声か聞き分けられない、神のことばによって成長する前のクリスチャンにとっては、悪い影響をもたらします。疑い、ねたみ、反抗、敵対心、様々な欲を掻き立てる(金銭、物質、地位や自己顕示)責任転換、自己中心等により、信頼関係の破壊、教会内に争いや混乱、分裂、分派、最終的には、かしらとしてのイエス様(決して救い主であることは否定しないにも関わらず)に結び付かない、イエス様のからだである教会から分離する等、様々な悪い結果をもたらします。

それに対し、神の国による霊の見分けは、
御霊から受けた情報を~たましいで識別して~肉体を通して伝えるものです。
最初の段階で、自己啓発や心理学的カウンセリングとは異なり、(霊の見分けを求める人からの)
言葉や状況説明等(五感による情報)が無くとも与えられます。また、多くの場合、過去や今だけではなく、これから起きることに対する霊的な作用を察知します。
その結果として、主のみこころを選択する、イエス様に従う、断絶した親子が和解する、崩壊した夫婦が回復する、恐れから解放される、様々な欲から自由になる、愛せなかった人を愛する、赦せない人を赦す、傷つける人から守られる等、神の国の実をもたらします。
簡単に書きましたが、これ以上、質問やセミナーの依頼が多くなった場合は、主に祈って判断しようと思います。ディサーンメントを聖霊様と神のことばによって教えられてから26年が経ちます。日本の教会での実例や、神のことばから、もっと深い部分も明らかにしていこうと思います。
日本の教会に、聖霊様からの見分けが与えられ、成熟できるよう祈っていきましょう。
エペソ人への手紙5章10~15節

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