世界中を震撼させるテロ組織ISISですが、驚くべきことは欧米からの志願者が多いことです。
中東系民族を除くと、イギリス・フランス・ベルギー国籍の若者が群を抜いています。
未信者の方からは、キリスト教国なのになぜ?という質問を投げられます。
信仰は文化ではありません。また、教養、習慣、宗教でもありません。
ジハードという言葉を聞くと、自爆テロを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
しかし、イスラム教には文化のジハードという方法があるのです。
文化の定義は幅広くありますが、人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果、あるいは、人間が後天的に学ぶことができ、集団が創造し継承している認識と実践のゆるやかな体系と表現されます。
文化のジハードとは、イスラム世界以外の内側に潜伏し、どんな手段をとってでも堕落した悪魔的な西洋文明を覆し、ムスリムに改宗させる(あるいは傾倒させる)活動のことです。
そのためには、ユダヤ人秘密結社の陰謀、それを支えるアメリカがサタン国家で、キリスト教はそれらを推進する十字軍宗教という定義づけが不可欠となります。
(真の)信仰を持っていない欧米の若者や、社会に不満や怒りを向ける人々にとっては、偽善を罰していると自分を正当化する根拠となります。
真のキリスト者は、たとえ文化が正しくても間違っていても、どんな裏情報を聞き、インターネットで何を見たとしても、それが真実と鵜呑みにすることはありません。
聖書から現実社会を判断し、必要なことは聖霊様に示してもらうように祈ります。
ユダの手紙18節~21節
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