11月13日、フランスのパリで同時多発テロがあり、129名が犠牲となりました。その直後に、大統領によるISISとの戦争宣言、報復の空爆があり、同時にロシアも旅客機爆発の報復として、原油輸送用のタンクローリー数百台を破壊しました。
各国の攻撃により、ISISが多大なダメージを受けたことは明白です。
しかし、空爆や攻撃により平和が訪れるかといえば、それは不可能でしょう。
テロ首謀者や賛同者が死亡しても、親族や地域の人々、(全てではないが)イスラム教徒の憎しみが収まるわけではありません。
僕の友人には、何人か元テロリストのクリスチャンがいます。
50名以上の部下を統率するリーダーが、日本に愛を伝えるため宣教師となりました。
爆弾テロを計画して実行する寸前の男が、悔い改め、イギリスで宣教師として働いています。
インドでは、迫害されることを覚悟して、テロリストから牧師となった者もいます。
彼らが神の子どもとなったことによって、一体どれ程の命が救われたのでしょう。
空爆や報復は、命を奪い、そこから新たな憎悪が生まれます。
しかし、福音は地上の命を救い、永遠のいのちを生み出します。
イエス様は、神の子どもこそ、平和をつくる者であると教えて下さいました。
マタイの福音書5章9節
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