2014年2月16日日曜日

上野お父さん


上野お父さんは、札幌に住んでいた時期があります。
主の奇跡的な導きにより、娘との再会と関係の回復がもたらされました。

その後、施設に入るため金沢に移りますが、昨年、危篤状態となりICUに入りました。
 主は祈りに答えて下さり、一命を取り留めました。

2月10日、祈るために、金沢の病院を訪ねました。
最初は、ボーッと顔を見ていましたが、札幌という言葉を聞いた瞬間、涙があふれて顔を両手で被いました。
誰もが記憶はないだろうと思っていたのですが、かすれた声をしぼり出し、「おおひがしぼくし」「ありがとう」「うれしい」「こえがでない」と語ってくれました。

その後、札幌のみんなに写真を見せたいとデジカメを向けたところ、このポーズをとりました。この日まで、食事はスプーンでしかとれず、体を動かす気力も無かったそうです。
この日の昼食は、瀧島さん(長女)、おじさん、僕たち夫婦と一緒だったのですが、箸を使って魚やオクラを食べました。また、病室では、力を振り絞り、僕の手を握ったり、車いすに座って会話をしました。

人は、誰もがこの地上での生活を終える日がやってきます。
しかし、キリストにある者は、天に召されることも、神の素晴らしさの証となるのです。

上野お父さんの人生もそうであるように。


伝道者の書5章18~19節

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