思考の次は行動のコントロールです。自分の意思によってではなく、ベルトコンベアーに乗せられ、企業が意図した製品のように作られていく行程です。次々と行動させられるソフトな指示がされるのは、慢性的に疲れさせて思考が鈍くなる状態となります。プライベートな時間でも、どこに行ってはいけない、何をしなければならないと制限されます。思考がコントロールされた人は、自動的に回避行動をとるようになります。○○に近づくと、悪霊に取りつかれるというプログラムがされたなら、誰も見ていない場所で○○が見えたなら回避しますが、本人は自分の意思で動いたと思いこみます。MCは、特定の個人や集団の目的を達成する、あるいは利益をもたらすためのものですが、信仰による行いは、神の愛、みことば、聖霊の満たしによって、内側から湧き上がる感動や喜びが、原動力となります。また、クリスチャンは、自分の力で行いを全うできるとは考えません。義を行う強さは、主イエス様から与えられるものです。神は、人をロボットではなく、ご自分の似姿に創造して下さいました。
ピリピ人への手紙2章13節