2016年7月23日土曜日

重い石をかつぐ者の将来


現在、世界の火薬庫と呼ばれる中東問題で、公にイスラエルを擁護する国はアメリカのみです。世界唯一の超大国は、2001年9月11日に同時多発テロで大きな被害を受けました。
ウサマ・ビン・ラディンは、イスラエルを擁護するゆえに、攻撃を続けることを公に示しました。それから時が発ち、バラク・フセイン・オバマ大統領となった今、アメリカはどう変化したのでしょう?
最近、報道された内容によると、6月16日に、シリア(ヨルダンとの国境沿い)のアトタンフ付近で退去中の英軍特殊部隊20名に対し、ロシア軍機がクラスター爆弾を投下、7月12日には、アトタンフの西約80キロにある、CIAが支援する反体制派の拠点を(戦闘員の家族を狙い)爆撃。一連の攻撃により米国防総省とCIA内ではロシアとの協力に反対する声が強まったが、軍事的緊張のさらなる高まりを避けたいホワイトハウスと米国務省が妥協を求めたそうです。
これが事実だとすれば、すでにアメリカは超大国ではないことを意味します。

現政権となり、ロシアだけではなく、中国からの威嚇と東シナ海軍事化、ISISの台頭と欧州広域でのテロ活動が起きています。もちろん、オバマ大統領が望んだわけではありませんし、アメリカ一国で防ぐことは不可能です。しかし、少なくとも、ブッシュ政権時の中国とロシアではありません。公の発言ではありませんが、両国とも今のアメリカは弱く、全く恐れないと語っています。
アメリカの国力が弱体化する時、イスラエルは危険にさらされ、聖書にある終末に向かい加速していくことでしょう。
世界の時計は、刻一刻と時を進めています。イスラエルはもちろん、欧米のためにもクリスチャンの祈りが必要です。そして、闇が深まるほど、教会には光を放つ役割があるのです。

ゼカリヤ書12章3節

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