マカオでは、台風の季節になると、レベル(1~10)がニュース速報で流れてきます。
レベル4でほとんどの店が閉じるのですが、僕が滞在中にレベル8まで上がってしまいました。
こうなると、フェリーは運休となり、ほとんどの航空会社も欠航です。
幸いなことに、利用した航空会社は、運航されることが確認できました。
困ったことに、ホテルから空港までのシャトルバスも動かないのです。
1時間ほど並んで、ようやくタクシーに乗りましたが、運転手はTシャツに短パン、メーターは関係なく、通常の3倍以上の料金が要求されます。
日本人観光客からは、「ぼったくり」「人の弱みに付け込んで!」という声が聞こえてきます。
日本では、困ったときはお互い様、あるいは助け合うと考える人が多いでしょう。(日本人の良いところです)
ただ、ホテルスタッフは「マカオでは、これが常識」と微笑みます。じつは、彼らも2倍の日給がもらえるのです。長時間並び、困惑と疲労の観光客をよそに、タクシー運転手・スタッフとも、本当に喜んでいました。
ここで学ぶことは、日本の常識が通じるのは「日本国内のみ」ということです。
人の常識とは、このようなものです。
自分の常識にこだわり、頼る生き方は、様々な場面で不自由を感じるものです。
また、真理は人を生まれ変わらせ、自由を与えてくれます。
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