歴史上、何度もユダヤ人の救済計画が立案され頓挫しました。
ソ連のユダヤ人自治州計画、イギリスによるウガンダ計画、ドイツによるマダガスカル移住計画等、全て実現しませんでした。
そして、日本でも河豚計画がありました。日本は、従来ユダヤ人の迫害には反対だったため、満州内に自治州を作ろうと考えました。ユダヤ人の財を持って満州の開発と彼らの救済、日本との友好関係を同時に実現しようとしたようです。
しかし、当時の日本は、ヒトラー率いるドイツとイタリアとの同盟関係があったために実現不可能でした。日本の敗戦後にも、日本国内にという計画もあったようですが、結局、実現できませんでした。戦後の今日、その詳細は誰にも分かりませんが、杉原千畝さんのように、良心ある個人だけではなく、国としてイスラエルを祝福したなら、日本には、今以上の神様の恩恵があったことでしょう。イスラエルという国民、国が、正しいからではなく、利害関係や好みによらず、神のことばに従うから祝福を祈るのです。
詩篇122篇6~9節