イスラム国に殺されたアメリカ人女性ケイラ・ミューラー(26)が、家族に送った手紙が公開されました。
彼女は、虐待される女性やHIV患者などを支援する活動をしていました。
そして、イスラム国に捕らわれ、シリアで18か月拘束されました。
その手紙には、「私は解放交渉を皆さんの義務にしてほしくありません。私のために恐れないで下さい。そして祈り続けて下さい。神の意志により、私たちはすぐに再会できるでしょう。」と書かれていました。この状況で、恐れないで下さいと語れるとは、何という信仰でしょう。
また、家族には、「結局、一番最後まで自分と共にいてくれるのは、神様だけだとお母さんがいつも言っていたことを思い出します。あらゆる意味で私は、創造主に自分自身をゆだねるところまで実際に来てしまいました。本当に誰もいないからです。急降下するような状況の中でも神様によって、みんなの祈りによって、私は優しく抱かれているように感じています。」と綴られています。
彼女は、最後の時まで、主に抱かれ、ささえられて天国に旅たちました。
ステパノや多くの殉教者たちと同じように。
申命記33章27節